嫌な臭いを防ぐ食べ物とは
不規則な生活を送っていると体のあちこちに不調が現れますが、異変に気付きにくいとされているのが口臭です。
口臭の悩みは中年男性の悩みだと考えている方も多いですが、最近は30代女性の間でも増えているのです。
仕事や子育て、家事などで忙しく過ごしている30代の女性は不規則な生活習慣になることが多いため口臭を引き起こす原因にもなっています。
歯のケアなども必要ですが、普段の食生活から気を付けなければ根本的な解決にはならないので、気になる口臭を撃退できる口臭予防になる食べ物について確認しておきましょう。
ビタミンD
口臭を引き起こす原因は歯が衰えていることが考えられます。
歯周病は日本人の大半が罹患していると言われているほどなので、少し疲れが溜まっただけでも症状がひどくなる場合があります。
健康的な体を維持し、カルシウムの吸収を良くする働きがあるビタミンDを含む食材を積極的に活用しましょう。
特におすすめしたいのは魚類やきのこ類、卵黄です。
きのこ類の中でもきくらげや椎茸の乾物には多く含まれていると言われています。
和食メニューを中心に摂取していると無理なく補給できる栄養素なので、食生活の見直しをする際には和食を取り入れるようにしてください。
ポリフェノール
抗酸化作用をもたらすポリフェノールは口臭予防にも役立ちます。
体の不調を改善するために役立つ栄養素なので、口臭の原因になっている虫歯や歯周病に負けない体を維持するためにも役立ちます。
ポリフェノールを多く含むのは緑茶やココア、ごぼう、ブドウなどです。
積極的に口にするのが理想的とされていますが、過剰摂取をするのはあまり良くありません。
例えばごぼうを過剰摂取すると不溶性食物繊維の影響で便が硬くなる可能性があります。
あくまでも適量を守り、水分を補給しながら摂取することをおすすめします。
アルカリ性の食べ物
口臭予防に役立つとされるのがアルカリ性の食べ物です。
大きく分けるとアルカリ性の他に酸性の食べ物も存在していますが、酸性についてはできるだけ控えるようにしてください。
アルカリ性の食べ物とは野菜や海藻、果物などで、酸性の食べ物は肉や魚、砂糖、穀類などです。
アルカリ性の食べ物でおすすめなのは梅干しやレモン、緑黄色野菜や海藻などです。
ヨーグルト
口臭を引き起こす原因菌が増殖するのを防ぐ役割を発揮します。
良質な乳酸菌が含まれるヨーグルトは体に良いとされていますが、加糖されているものではあまり意味がないのでプレーンヨーグルトを選ぶようにしてください。
砂糖が含まれていないヨーグルトを少しだけ使って歯磨きをすると更に効果的と言われていますので、お口と体の健康のために毎日活用してください。