ただのむくみと侮ってはダメ!
夕方が近づいてくると足がパンパンにむくんでしまい、ブーツを履くこともできなくなるという方もたくさんいますが、むくみは本来は起こるべきものではありません。
むくみが生じるということは体の調子があまり良い状態ではないと考えて速やかに改善するように心がけてください。
むくみの問題を効果的に解消するためにはマッサージを行なうなどの方法もありますが、食べ物でも解消できると言われています。
知らなきゃ損をする、むくみを解消する食べ物とは何か確認してみましょう。
むくみのメカニズム
なぜむくみが生じるのかという原因を知っていなければ食生活を変えても根本的な解決にはならない可能性もあるので、なぜむくみが生じるのか確認してみましょう。
私達の体に存在している水分は絶えず巡回していますが、上手く回収できずに留まってしまうとむくみが生じます。
体の老廃物が溜まっている状態なので、このまま放置しておくと更にむくみが悪化して冷え性にもなり、血液の流れも悪くなります。
このような悪循環によって健康を害することになり、美容にも良くありません。
むくみが生じる原因は長時間に渡って同じ姿勢を続けていることでむくみやすくなる場合もありますが、生活習慣の乱れやストレスで自律神経が乱れていること、運動不足、偏食やアルコール・タバコ、内臓疾患、体温調整機能の低下などが原因になっている場合もあります。
これらの原因が複雑に絡んでいることもあるため食生活の改善だけではすぐにむくみの解消につながらない事もありますが、老廃物を排出しやすい栄養素を積極的に補給することで改善に繋がる可能性が高くなります。
積極的に補給したい栄養素
むくみの解消に役立つ栄養素として注目したいのがカリウムです。
カリウムは体内に溜まっている余分な塩分を排出する役割があり、適切な水分量をキープするために役立ちます。
カリウムを補給するためには海藻類や豆類、芋類などを積極的に食べましょう。
余分な水分を排出する利尿作用を促す栄養素としてサポニンの補給もおすすめです。
サポニンを多く含む食材はスイカやきゅうりなどのウリ科の食べ物です。
食べ過ぎは良くありませんのであくまでも適量を守ってください。
抗酸化作用を促す栄養素のポリフェノールを積極的に補給することも必要です。
血液の巡りをサラサラにして体の巡りを良くしてくれます。
ポリフェノールを含む食材は色々ありますが、ブルーベリーや緑茶、ワイン、大豆、明日葉などが代表的な食材としておすすめです。
この他に血液サラサラ効果を促すビタミンB1とB6も積極的に活用しましょう。
もちろんこれらの食材だけ補うのではなく、他の栄養素も合わせてバランスよく補給できるように工夫することが大切です。